ここでは、全身指圧の流れを、写真で簡単にご紹介します!
*写真は代表的な手順の抜粋です。
*実際には、毎回の必要性や状況に合わせて異なる場合があります。
まずは横向きで、頸(くび)から背部までを押圧していきます。
頸は、脳と体幹を繋ぐ重要でデリケートな部分で、全身への影響も大きい箇所です。
頸〜背中にかけては脊柱(背骨)があり、姿勢の中心になっていると同時に、末梢神経の基点となっています。
左→右の両側面をバランスよく行います。
うつ伏せは、頭から足部まで指圧をしていきます。
頭部の緊張、肩甲骨〜背中のコリ、骨盤周囲の歪み、脚と足部の疲労などにアプローチしていきます。
一般的にコリを自覚しやすく、腰痛や脚の痛みなどトラブルが多い背面を、丁寧にゆるめていきます。
あお向けになっていただき、下肢、上肢、頭部、顔面、そして腹部を指圧します。
脚は内側、外側、膝など、加齢とともに働きが落ち、突っ張りやすい箇所を順番に整えていきます。
デスクワークや作業などで疲れの溜まった腕や手指も、適度な圧でゆるめていきます。
前頭部から顔面にかけては、表情や感情に関連して細かな筋肉が多く、いつの間にか疲労が溜まっているところです。
そして、浪越指圧の特徴的な腹部指圧。全身の基盤である内臓のある腹部に、柔らかく指圧をしていきます。